以前から、特に富裕層カンボジア人から定評があったフォー屋 in 首都プノンペン。
確かに美味い。 私見ではプノンペンで一番美味いフォー屋さん。
ビフォアな頃の牛肉フォー。 確かな美味さ。 |
カンボジア首都プノンペン中心地ボンケンコン1地区の、さらにど真ん中なパスター通り(St.51)沿いにありながら、あまり在住邦人の間でも話題にならなかった、、と思う。
(なお、筆者に在住邦人の知り合いが少ないから、話題になってるのを知らないだけ・・かもしれない。)
まあ実際、話題(というか、行く先としての選択肢)に上がらないとすれば、理由はいくつか考えられる。
わざわざカンボジアでベトナム料理のフォーを食べるという選択肢が選ばれないから、かもしれないし、やはり香草系が苦手な日本人的にはやや嫌厭される、、というのもあり得る。
とはいえ実際、香草系は分けて出されるので、入れるかどうかはトッピング的にお好みである。 |
ただ、この店の最大の欠点であったのは、店自体がコンビニの中にあり(外見はコンビニで)、かつ空調が効かずに暑かったことだ。
フォー屋エリアから写真撮っているからテーブルある敷地が広く見えるが、 実際は写真右側のコンビニエリアが店のメインだった。 |
外から見ると「VIPミニマート」となっていて、誰が見ても明らかにコンビニ(というか雑貨屋)。
なぜ店内でフォー屋を始めたのか(そもそもコンビニとフォー屋どっちから始めたのか)、すらよくわからない。
しかも店内暑いから、フォーを食べ終わる頃は汗だくであった。 というわけで、味的には好きだった筆者も、ごくたまに1人で行く場所、、という位置づけであった。
店舗外観(ビフォア)。店名は「VIP MINIMART(ミニマート)」。 よく見ると店舗右の看板に「PHO」の文字が。 その横に「An Nam Style」と小さく書いてあるが、ちょうど韓流POPの「カンナム(江南)・スタイル」が流行っていた時あたりから書いてあった。。気がする。 |
・・・で、つい最近、店が化けた。 ↑がビフォア、↓がアフター、である。
店舗外観(アフター)。店名は「PHO VIP Restaurant」。 コンビニは捨てたが、「An Nam Style」は捨てないらしい。。 |
明らかにレストランだと分かるようになった。 かつ店内がかなり涼しくなった。
ようやく知り合いやお客様を連れて行ける店になった至高のフォー屋さん。
コンビニエリアは撤廃され、完全なレストランに。 空調もOK。 |
料理も相変わらず美味い、というかやや洗練された気がするのは、単に店の改装による気のせいか。
相変わらず味は確かなフォー。 なんか皿がコジャレた感じに。 |
フォーのスープにも、肉系のタレにも、全般的に薬膳系の味付け・風味がほどこされていて、かなりヘルシーな感じがする。
紅焼猪肉鶏肉飯。 見た目は重そうだが、薬膳系の香りがするタレで、 豚肉も鶏肉もかなり柔らかく、サラッと食べられてしまう。 |
フォーは3.5〜4.5ドル代。 ご飯もの単品は4〜5ドル代。 量と味を考えれば、コスパ的には十分に合格圏内(私見)。
ボンケンコン1内でのリピート先リストに名を連ねる名店である(私見)。
なお、店名のヘッダーに「ITALLIANO CAFFE」とあるが、店内および料理にいっさいイタリアーノな香りはしない。
「An Nam Style」は看板に残してもまあいいとして、なぜ「イタリアーノカフェ」?? |
唯一漂う香りは、ドリンクメニューの最後に「イタリアン・ソーダ」という類の飲み物が並んでいる所だが、、、
イタリアン・ソーダ。 ホントにイタリアから来てるのかは不明。 |
ここでこれを頼むことはないな、、たぶん今後も。
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