2014/06/23

プノンペン至高のフォー屋:ビフォア・アフター

以前から、特に富裕層カンボジア人から定評があったフォー屋 in 首都プノンペン。

確かに美味い。 私見ではプノンペンで一番美味いフォー屋さん。

ビフォアな頃の牛肉フォー。 確かな美味さ。


カンボジア首都プノンペン中心地ボンケンコン1地区の、さらにど真ん中なパスター通り(St.51)沿いにありながら、あまり在住邦人の間でも話題にならなかった、、と思う。
(なお、筆者に在住邦人の知り合いが少ないから、話題になってるのを知らないだけ・・かもしれない。)

まあ実際、話題(というか、行く先としての選択肢)に上がらないとすれば、理由はいくつか考えられる。
わざわざカンボジアでベトナム料理のフォーを食べるという選択肢が選ばれないから、かもしれないし、やはり香草系が苦手な日本人的にはやや嫌厭される、、というのもあり得る。

とはいえ実際、香草系は分けて出されるので、入れるかどうかはトッピング的にお好みである。

ただ、この店の最大の欠点であったのは、店自体がコンビニの中にあり(外見はコンビニで)、かつ空調が効かずに暑かったことだ。

フォー屋エリアから写真撮っているからテーブルある敷地が広く見えるが、
実際は写真右側のコンビニエリアが店のメインだった。

外から見ると「VIPミニマート」となっていて、誰が見ても明らかにコンビニ(というか雑貨屋)。  
なぜ店内でフォー屋を始めたのか(そもそもコンビニとフォー屋どっちから始めたのか)、すらよくわからない。

しかも店内暑いから、フォーを食べ終わる頃は汗だくであった。  というわけで、味的には好きだった筆者も、ごくたまに1人で行く場所、、という位置づけであった。 


店舗外観(ビフォア)。店名は「VIP MINIMART(ミニマート)」。
 よく見ると店舗右の看板に「PHO」の文字が。 その横に「An Nam Style」と小さく書いてあるが、ちょうど韓流POPの「カンナム(江南)・スタイル」が流行っていた時あたりから書いてあった。。気がする。

・・・で、つい最近、店が化けた。 ↑がビフォア、↓がアフター、である。

店舗外観(アフター)。店名は「PHO VIP Restaurant」。
コンビニは捨てたが、「An Nam Style」は捨てないらしい。。

明らかにレストランだと分かるようになった。 かつ店内がかなり涼しくなった。
ようやく知り合いやお客様を連れて行ける店になった至高のフォー屋さん。

コンビニエリアは撤廃され、完全なレストランに。 空調もOK。

料理も相変わらず美味い、というかやや洗練された気がするのは、単に店の改装による気のせいか。 

相変わらず味は確かなフォー。 なんか皿がコジャレた感じに。

フォーのスープにも、肉系のタレにも、全般的に薬膳系の味付け・風味がほどこされていて、かなりヘルシーな感じがする。

紅焼猪肉鶏肉飯。 見た目は重そうだが、薬膳系の香りがするタレで、
豚肉も鶏肉もかなり柔らかく、サラッと食べられてしまう。 


フォーは3.5〜4.5ドル代。 ご飯もの単品は4〜5ドル代。 量と味を考えれば、コスパ的には十分に合格圏内(私見)。  
ボンケンコン1内でのリピート先リストに名を連ねる名店である(私見)。



なお、店名のヘッダーに「ITALLIANO CAFFE」とあるが、店内および料理にいっさいイタリアーノな香りはしない。

「An Nam Style」は看板に残してもまあいいとして、なぜ「イタリアーノカフェ」??

唯一漂う香りは、ドリンクメニューの最後に「イタリアン・ソーダ」という類の飲み物が並んでいる所だが、、、

イタリアン・ソーダ。 ホントにイタリアから来てるのかは不明。
ここでこれを頼むことはないな、、たぶん今後も。

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