6月20日、在カンボジア邦人を中心に多くのカンボジア在住者が待望する「イオンモールプノンペン」のプレビューツアー(招待客向けのオープン前内覧会)が開催された。
とはいっても、招待客ではないと思われる人々も一般客的に入場していたし、オープンしているお店では普通に物を買う事もできた。
なにより入場時の招待状チェック等は(筆者が見る限り)皆目なかったから、まあ実質的には一般向けソフトオープンという形に近かったはずだ。
敷地面積68,000㎡、延床面積108,000㎡(地上4階)、駐車台数約1,400台、日本からの出店テナント49店を含む約190店の専門店、約1,200席を擁するカンボジア国内最大のフードコートや各種レストラン、同国内最大のシネマコンプレックスやスケートリンク、ボーリング場などのアミューズメント施設、おまけに太陽光発電やLED照明など省エネ設備も一部具備された、カンボジア初となる大規模ショッピングモール。
これだけのハコが小都市プノンペンに出現すると、やはり流石のインパクトである。
プノンペン在住者としてはかなり嬉しい話だし、在住邦人だけではない多くのプノンペン住民の生活や行動にそれなりの影響を与えそうな気がする。
イオンモールより先に出来る、、というようなフレコミで、外見は先行して建設始まったようにみえていたマレーシア系のショッピングセンターは、素人的に外から眺めるに一向に出来上がる気配を見せないし、さすが「なかなか始まらないけど、始まったらキチッとやり通す」日系大手の面目躍如。 本当に脱帽、流石である。
一方、どの程度まで想定されていたかはわからないが、内覧会当日までオープンできた店舗はやはり多くはなかったようだ。
具体的な数はわからないが、全体の7〜8割の店舗はオープンできなかった、との話も。
もともと21日から一般向けソフトオープン(?)との話もあったようだが、結局20日の内覧会の後、21日〜27日はモールはクローズし、各店舗の28日開店に向けた最後の仕上げ作業が続く模様。
21日以降、視察のために出張等を組んでいた方々もおられたろうし、何より、何とか内覧会当日オープンに間に合わせ、翌日からしっかり営業するつもりだったモール内レストラン各店は、用意した食材をどうするか、頭を悩ませている、、とも聞く。
・これは本当にお気の毒と思う。。
ちなみに今年1月11日にベトナムはホーチミン郊外でオープンした「イオンモール タンフーセラドン」は初日の15万人の来客を記録し、華々しいスタートを切ったらしい。
延床面積 約78,000㎡と、プノンペンの方が規模が大きいようだが、そのオープンにも立ち会った知人いわく、「オープンの3、4日前までは、今回のプノンペンと同じような内部状況だった」という。
ホーチミンの場合は、そこからの切羽詰まった追い上げ突貫工事が、最後の3日間で深夜(徹夜?)まで続き、なんとか(全店ではなかっただろうものの)無事オープンにこぎ着けた、らしい(未確認情報)。
プノンペンでは、その「切羽詰まった最後の追い上げ3日間」が、どうやら最後まで起こらなかった。。。という感じらしい。
筆者は建築系や商業施設系は一切素人なので、その関係の特殊事情等は本当に不勉強でわからないが、「カンボジア人従業員・労働者を雇用して業務を遂行してもらう」事については、辛酸を舐めた経験数もそれなりにある。 まあ、規模は全然違うけど。
規模に関係なく(というか規模が大きくなるともっと難しいと思うが)、筆者私見として思うのは、
「カンボジア人従業員に、締め切りを強く意識させ、それを守らないとヤバい、と心底アセらせる」
という所業は、極めて難易度が高いワザである、という事だ。
最終責任者が、悲壮感&逼迫感漂う陣頭指揮を眼前でとりながら、「(カンボジア人従業員にとって)自分の作業の遅延以外、遅れる理由がなく、他の言い訳ができない状況」を作り出す。
そこに、本人の自尊心をくすぐる and/or 罰金等のペナルティを課す、などの細工をほどこす事で、ようやく彼等は”アセり出す”。
・それでもアセらないヤツはいるが。
6月17日、18日、19日あたり、筆者も所用あってモール内現場にお邪魔していたが、ところどころ作業しているワーカーさん達の中には、座っておしゃべりをしている面々も目につき、全員が必死感を持って業務している感は(素人目には)なかった。
邪推になるが、おそらく、彼等がアセり出さない理由がたくさんあったのだ。
「XXが遅かったせいで、オレのせいじゃない」的な。
基礎工事等が終わってなくて作業始められない、物流が滞ってモノが届かない、etc. etc。。。。
※物流の問題は、その最たるものだっただろう、、と拝察。
日本の感覚だと、最後の仕上げをする業者さんに、それまでの諸々遅延の全てのしわ寄せがいくが、それはその業者さんが「締め切りを守らないと」と心底思っているからである。
それがそもそもない(そいう思わせられてない)と、締め切りは守られないのだ。
・・・・上記の筆者雑感が、今回に当てはまるかどうか、全然わからない。
無責任な部外者(=筆者)の雑感はここまで。 的外れだったとしたら(その可能性は多分に大)、ご嘲笑の上無視してくださいませ <(_ _;)>
なお、しっかり当日オープンされた日系店舗さんも数多く、当日からお客様で盛況なところも。さすがです。
更になお、イオン(ショッピングセンター)はオープンしており、プノンペン在住者としては本当に嬉しい品揃えとなっている。
6月28日からイオンモールは再オープン。予定通りだと28、29、30はオープニングセールのはずだ。 期待大である。
なお、30日午前中はフンセン首相ご臨席のグランドオープニング・セレモニー。
営業開始予定は正午過ぎのはずだが、 時にハリウッド映画並みの上映時間を誇る首相プレゼンテーション、いつ終わるかは当日首相のノリ次第。。。ランチはモールのフードコートをあてにせず、外で済ませて来るべし、かも。
とはいっても、招待客ではないと思われる人々も一般客的に入場していたし、オープンしているお店では普通に物を買う事もできた。
なにより入場時の招待状チェック等は(筆者が見る限り)皆目なかったから、まあ実質的には一般向けソフトオープンという形に近かったはずだ。
敷地面積68,000㎡、延床面積108,000㎡(地上4階)、駐車台数約1,400台、日本からの出店テナント49店を含む約190店の専門店、約1,200席を擁するカンボジア国内最大のフードコートや各種レストラン、同国内最大のシネマコンプレックスやスケートリンク、ボーリング場などのアミューズメント施設、おまけに太陽光発電やLED照明など省エネ設備も一部具備された、カンボジア初となる大規模ショッピングモール。
これだけのハコが小都市プノンペンに出現すると、やはり流石のインパクトである。
プノンペン在住者としてはかなり嬉しい話だし、在住邦人だけではない多くのプノンペン住民の生活や行動にそれなりの影響を与えそうな気がする。
イオンモールより先に出来る、、というようなフレコミで、外見は先行して建設始まったようにみえていたマレーシア系のショッピングセンターは、素人的に外から眺めるに一向に出来上がる気配を見せないし、さすが「なかなか始まらないけど、始まったらキチッとやり通す」日系大手の面目躍如。 本当に脱帽、流石である。
一方、どの程度まで想定されていたかはわからないが、内覧会当日までオープンできた店舗はやはり多くはなかったようだ。
具体的な数はわからないが、全体の7〜8割の店舗はオープンできなかった、との話も。
もともと21日から一般向けソフトオープン(?)との話もあったようだが、結局20日の内覧会の後、21日〜27日はモールはクローズし、各店舗の28日開店に向けた最後の仕上げ作業が続く模様。
21日以降、視察のために出張等を組んでいた方々もおられたろうし、何より、何とか内覧会当日オープンに間に合わせ、翌日からしっかり営業するつもりだったモール内レストラン各店は、用意した食材をどうするか、頭を悩ませている、、とも聞く。
・これは本当にお気の毒と思う。。
ちなみに今年1月11日にベトナムはホーチミン郊外でオープンした「イオンモール タンフーセラドン」は初日の15万人の来客を記録し、華々しいスタートを切ったらしい。
延床面積 約78,000㎡と、プノンペンの方が規模が大きいようだが、そのオープンにも立ち会った知人いわく、「オープンの3、4日前までは、今回のプノンペンと同じような内部状況だった」という。
ホーチミンの場合は、そこからの切羽詰まった追い上げ突貫工事が、最後の3日間で深夜(徹夜?)まで続き、なんとか(全店ではなかっただろうものの)無事オープンにこぎ着けた、らしい(未確認情報)。
プノンペンでは、その「切羽詰まった最後の追い上げ3日間」が、どうやら最後まで起こらなかった。。。という感じらしい。
筆者は建築系や商業施設系は一切素人なので、その関係の特殊事情等は本当に不勉強でわからないが、「カンボジア人従業員・労働者を雇用して業務を遂行してもらう」事については、辛酸を舐めた経験数もそれなりにある。 まあ、規模は全然違うけど。
規模に関係なく(というか規模が大きくなるともっと難しいと思うが)、筆者私見として思うのは、
「カンボジア人従業員に、締め切りを強く意識させ、それを守らないとヤバい、と心底アセらせる」
という所業は、極めて難易度が高いワザである、という事だ。
最終責任者が、悲壮感&逼迫感漂う陣頭指揮を眼前でとりながら、「(カンボジア人従業員にとって)自分の作業の遅延以外、遅れる理由がなく、他の言い訳ができない状況」を作り出す。
そこに、本人の自尊心をくすぐる and/or 罰金等のペナルティを課す、などの細工をほどこす事で、ようやく彼等は”アセり出す”。
・それでもアセらないヤツはいるが。
6月17日、18日、19日あたり、筆者も所用あってモール内現場にお邪魔していたが、ところどころ作業しているワーカーさん達の中には、座っておしゃべりをしている面々も目につき、全員が必死感を持って業務している感は(素人目には)なかった。
邪推になるが、おそらく、彼等がアセり出さない理由がたくさんあったのだ。
「XXが遅かったせいで、オレのせいじゃない」的な。
基礎工事等が終わってなくて作業始められない、物流が滞ってモノが届かない、etc. etc。。。。
※物流の問題は、その最たるものだっただろう、、と拝察。
日本の感覚だと、最後の仕上げをする業者さんに、それまでの諸々遅延の全てのしわ寄せがいくが、それはその業者さんが「締め切りを守らないと」と心底思っているからである。
それがそもそもない(そいう思わせられてない)と、締め切りは守られないのだ。
・・・・上記の筆者雑感が、今回に当てはまるかどうか、全然わからない。
無責任な部外者(=筆者)の雑感はここまで。 的外れだったとしたら(その可能性は多分に大)、ご嘲笑の上無視してくださいませ <(_ _;)>
なお、しっかり当日オープンされた日系店舗さんも数多く、当日からお客様で盛況なところも。さすがです。
更になお、イオン(ショッピングセンター)はオープンしており、プノンペン在住者としては本当に嬉しい品揃えとなっている。
6月28日からイオンモールは再オープン。予定通りだと28、29、30はオープニングセールのはずだ。 期待大である。
なお、30日午前中はフンセン首相ご臨席のグランドオープニング・セレモニー。
営業開始予定は正午過ぎのはずだが、 時にハリウッド映画並みの上映時間を誇る首相プレゼンテーション、いつ終わるかは当日首相のノリ次第。。。ランチはモールのフードコートをあてにせず、外で済ませて来るべし、かも。
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