2014/01/06

V.I.Pな陸路の旅:バッタンバンまで300Km

今年最初のバッタンバン出張、さきほどプノンペンから約5時間かけて
バッタンバン入り。

先月後半の異常な寒さから、やや気温が温かく持ち直してきたような、
過ごしやすい気候なバッタンバンです。

カンボジア首都プノンペンからバッタンバンまでは、国道5号線を北西に約300Km。
現状、ヘリでもチャーターしない限り、交通手段は陸路のみ。

ほぼ毎週この路線を往復しているので、体はすっかり慣れて来ている・・とはいえ、やはり遠いです、かなり。

2年くらい前まで、プノンペンからバッタンバンに来るには、以下2つの両極端な選択肢しかなかったんですが、、;

①自前の車もしくはチャーターするという高コスト・快適路線。
・ガス代だけでも往復150ドル前後、チャーダー代なら片道でほぼ同額

②多くのカンボジア人皆様が里帰り等にフル活用するローカル運営の大型バス、低コストだけど普通の外国人にとってはけっこう過酷路線
(何が過酷かはまた改めて・・)。
・車体は海外からの大型観光バス払い下げ、片道5〜6ドル

ここ2年くらいの間に、急速に普及してきた”第三の道”が『V.I.P Van』。

いつもお世話になっているGolden Bayon Express.。日本人経営とのことだがお会いした事はなし。

現状、3、4つほど運営会社がありますが、だいたい以下のような状況;
・プノンペン、シェムリアップ、シアヌークビル、バッタンバンあたりの
 主要都市間のみ
・12〜15人乗りのバンで、一日2〜4便ほど出ている
・片道1席8ドル〜10ドルで買える
・(運営会社によっては)フリーWiFiつき

快適度はある程度①寄り(とはいえだいぶ格差はあるけど)、コストは
かなり②寄り、という優れもの。  
セントラル・マーケットちかくのGoldenBayon発着所inプノンペン。
自宅からここまでのトゥクトゥク代が2〜3ドルで、ここから300Km先のバッタンバンまで10ドル。。

この路線の存在を知った頃は、客はほとんど欧米人・・というイメージだったけど、最近はカンボジア人お客様でほぼ埋まっているプノンペン⇄
バッタンバン路線。 

10回乗るとタダ券1枚、のスタンプカードもフル活用させて頂いているせいか、プノンペン駅とバッタンバン駅のGolden Bayonスタッフ皆様には「8番シートの男」として認識されるに至っております。

乗客で満席だったら片道売上が120〜150ドル、ガス代&人件費やらメンテ費やら諸々コスト吸収してお釣り(利益)が来るはずですが、客が少なかったりすると自分事のように心配になったり、、道が悪くてパンクしたり、牛に激突したりもするし、結構メンテもかかるだろう、、とか。。

予約困難にならない程度に発展&増便して欲しい路線です。

バッタンバンに向かう国道5号線、国道と言っても田舎エリアではこんな感じ。
バッタンバン発着所。カフェではUeda Coffeeが楽しめます。




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