2014/01/14

封鎖中(?)のバンコクより

今年最初の海外出張で、カンボジアのお隣の国タイの首都バンコクに来ている。

「首都封鎖」が始まるという今日このタイミングで、一泊予定のバンコク入り。 
昨年から面談予定が決まっていた取引先様3件、どこからも「デモがあるので来ないでください」とまでは言われなかったので、普通に乗り込んでみた。
・暖かいアドバイス諸々頂きました、感謝。

とはいえ普段でさえ渋滞する道路事情のバンコク、さすがにタクシーはリスク高いかも、という判断で、空港から市内に向かうARL(エアポート・レール・リンク)というモノレールに。

City Lineという各駅停車で、片道45タイバーツ(約140円)。 
それでもタクシーより(おそらく)早い時間であっさりと市内中心地に。 
普段を知らないので混雑状況の比較はできないが、そこそこ混んでいたのかも知れない(普通に座れたが)。
空港からのARL(エアポートレールリンク)で市内へ。

Phaya Thai駅でBTS(スカイ・トレインとも呼ばれる市内モノレール)に乗り換え。
乗り換えも極めてスムーズ。 

BTSで市内中心地を通りすぎる際、デモで封鎖されているエリアを眺めたが、確かに結構すごい。。 カンボジアだと”デモ行進”だが、こちらは”居座ってる”感じ。

モノレールBTS(スカイトレイン)から見下ろした中心地Asok交差点。
 車窓に網がかかっていて見づらい。


同じくAsok交差点。バンコク市内数カ所でこういう状態とのこと。

封鎖されてるエリアの騒然とした感じは迫力あったが、そのエリアを外れるとむしろ道は閑散。。 いつもよりかなり空いている状況のような。

封鎖されてない所はむしろ閑散。。
ということで、ほぼ予定通りの時間帯でホテルにチェックイン。
取引先様面談(今日は2件)も滞りなく終了、夜は久しぶりに美味しい日本式焼肉をご馳走になった。 


カンボジア首都プノンペンでも昨年末から今年にかけてデモが大々的に行われていたが(実際亡くなった犠牲者もおられた、合掌。)、市内全域が騒乱状態だったわけでもない。

そういえば2012年6月、ヨーロッパ危機の震源地扱いで世界から注目されたギリシャの再選挙の時も、偶然その中心地である首都アテネに居合わせた。
選挙投票日の前日、街のタベルナ(ギリシャの飲食店)で食事を楽しむ観光客や現地の人々は、日本で報道されていたような騒動とは全く無縁に見えた。


常に油断は禁物、と自分を戒めつつ、海外で取り沙汰されるこの手の報道の実情もわかりつつ、、出張取り止めるという判断には毛頭ならなかった今回。


デモの影響を警戒し、通常かかる移動時間を1時間多めに見越して、朝かなり早めにお迎え来て頂ける2日目。 ・・仕事終わって空港に着くのも早くなりそう。



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