2014/02/06

リッチな車の”引き寄せの法則”(私見)

カンボジア首都プノンペンの中心地ボンケンコンⅠ地区のハタ迷惑な名物の1つと言えば、お金持ちご子息様のお迎え渋滞(私見)。

月謝1000ドルはくだらないインターナショナルスクールで午前中の御勉強を終えられたボンボン御子息達の御下校を御出迎えする高級車達により引き起こされる慢性渋滞である。 
ボンケンコンⅠ地区、51番通り、いつもの渋滞スポット
御子息みなさまの御下校時間
近くに最近人気のランチスポットがあったりして、そこで昼食兼ねて打ち合わせ等の流れになると、わかっていてもハマってしまうこの渋滞。 
ちょうど平日11:45〜12:15あたりに慢性的に発生する困った自然現象である。

こんな事象が慢性化するのも、道は狭いわりに歩道が広く、自己主張もサイズも大きな車をドンと駐車できてしまうからだ。 

で、この(庶民からすれば)ハタ迷惑な道路事情は、大きな車を乗り回す成金富裕層カンボジア人の虚栄心充足衝動と微妙な共生関係にある(私見)。

ハタ迷惑(3回目)ではあるが周辺交通事情に致命傷までは与えない程度に、諸々大きな車達が寄り添う様にドカンと居座り、その大きな車に取り囲まれた状態になる、、という状況が、つまりはその場所が「ローカル成金リッチ層が集う場所」であるという事を容赦なく周辺に知らしめるブランディング効果を提供する。

で、そういう場所に、諸々大きな車が吸い寄せられる。 成金リッチ層が集まる構造がそこに醸成される。

こういうハタ迷惑(4回目)な「高級車引き寄せ構造」を、野放図に見えて実は意図的に演出する事が、ローカル成金リッチ層の集客に意外と効くのではないだろうか。


最近プノンペン近郊にできた今風なショッピングモールなど、いかにもリッチな人々惹き付けたいところだと思うが、、、さて駐車スペースに引き寄せの構造を作れているか。

プノンペンに最近できた今風ショッピングモール「TKアベニュー」

カンボジアとは思えない空間を演出中。駐車スペースの写真なくてすみません。。

これからも商業施設がどんどんできるプノンペン。
地下駐車場や立体駐車場など、敷地面積を有効活用したいという効率重視し過ぎた設計だと、意外とリッチ層が引き寄せられない、、かも(酔っぱらい素人私見)。




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